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インターフローラワールドカップの話③

連日のupです。

ワールドカップの話③

資金調達をある程度クリアし、ここからは並行してデザイン出しと作業です。

デザイナーズチョイス(自身が花を生ける土台や花材を選んで現場で競技をする。すべてデザイナーがチョイスできる)が、3種目とサプライズ競技(花材、土台などの資材を当日その場で発表)が1種目の4種目で予選が行われます。

まず、デザイナーズチョイスのデザイン出し。それぞれにテーマやルール、サイズなどが決まっていますので、そのテーマに沿ってデザインを出し、その土台となるものを作っていきます。

今回、和紙、檜、水引、竹といった日本の素材を現代的(古典的ではなく、cool japan)に使いたい。と言うのがすべてのコンセプトでした。

この土台は和紙を重ね、そのカットした質感で見せるデザインです。

ちなみに1万枚以上の紙をすべて手作業で割いていきました。(何人かのアシスタントの人達が毎晩のように入れ替わり立ち替わりで一週間以上かかりました。)

全体的なスケール感は高さが2m 50㎝ぐらいです。

ここから檜の骨組みを組みました。

こんな感じです。

それを一度すべて梱包の為バラします。(なるべく小さくノックダウンさせる事で空輸の経費を削減できます)

すべてのデザインは一度組んでばらせるように考えています。

ひとまず今日はこのあたりで(笑)