毎年思うことがあるのですが、
彼岸花ってお彼岸の時期を外さないなあと。
秋のお彼岸は、秋分の日とその前後3日間を含めた計7日間のことをいいますが(今年は9/20彼岸入り、9/23中日、9/26彼岸明け)、毎年間違うことなくこの時期に咲いてます。
それまで彼岸花のことは1年間すっかり忘れているのですが、
秋が近づき、土手や田んぼのあぜ道で、あの鮮やかな赤を見つけると、
「今年も外さないなあ」と思い出すのです。
「お彼岸の時期に咲くから彼岸花でしょ」と言われるとそうなんですが、
地球温暖化や異常気象で環境は変化しているのに、
植物のそういった決まったサイクルや仕組みは不思議ですね。
ちなみに彼岸花は花が終わってから葉が出てきます。通常のお花とは逆です。
なので花の時期に葉はなく、まっすぐ伸びた茎に赤い花をつけるあの特徴的な姿をしているのです。